けん玉のメンテナンス


 「けん玉をプレイする上でストリング(ひも)の長さ調節はとても重要です。長過ぎれば玉またはけんのコントロール全般が難しくなり、短すぎれば一部トリックがやりづらくなります。自分の腕前、行いたいトリックに合わせて適宜調節しましょう。初心者のうちは標準~やや短めくらいの長さに調節すると基本技がやりやすくなると思います。


ストリング(ひも)の長さ

長さの目安①「認定けん玉の場合」

 日本けん玉協会は38~40cmくらいの長さを最もやりやすい長さとしています。これは「けんに玉を刺した状態でストリングの輪の中に指が2本入るくらい」の長さです。小さいお子さんの場合は35cmくらい短くすると良いとのこと。

 

長さの目安②「ケンダマクロス&海外けん玉の場合」

 ケンダマクロス説明書では子どもは35~38cm、大人は39~41cmくらいの長さを目安に調節することをすすめています。 僕個人としては初心者のうちはけん玉協会の「指2本目安」にして、慣れてきたら40cm以上の長さにすることをおすすめします。40cm以下だとHand rollやSwirlのような巻きつけ系トリックがやりづらいのです。 自分用のけん玉は、短いもので38cm、長いもので45cmになるようにカットして使っています。


けん玉と結び目

 けん玉のストリングの両端は固定されていないためプレイ中に「玉~けん間」の長さが変わってしまうことがあります(クラシック構造の場合は玉側のみフリー)

 

 

 この現象が気になる場合はストリングの出口付近に小さい結び目を作るとストリングが動かなくなります。出口から大体1~2cmくらいの位置を結びましょう。

 結び目といえば…ビーズを留めるために作る結び目。この結び目のサイズって気にした事はありますか?

 結び目を作ったときにできる「輪」の部分。これが大きすぎると玉内部でストリングが固定され、ストリングのヨリが偏りやすくなってしまいます。極力小さい輪になるよう心がけましょう。


皿胴の固定

 皿胴が分離するタイプのけん玉は使い込んでいくとけんから皿胴が抜けたり、ずれやすくなります。 

 プレイ中の抜け・ずれを防ぐには「木工用ボンド」を使います。皿胴をずらし、ストリング穴の少し下に木工用ボンドを少量塗りましょう。大量に塗ってしまうと皿胴が抜けなくなってしまうので気をつけてください。 

 ボンドがはみ出したり余計なところについてしまった時は硬化する前に固く絞った濡れ雑巾などで拭きとってください。


剣先の保護

 けん玉の「剣先」は遊んでいるうちにすり減ったり潰れたりして鋭利さが損なわれていきます。山が完全になくなってしまうとスパイク系の技がとてもやりづらなるので新品のうちに対策を施しましょう。 

 使うのは「瞬間接着剤」です。「一般用」「多用途」といった名前で売られている汎用品がおすすめです。作業しやすいハケ付きが特におすすめ。  

 これを剣先に薄く塗りこみます。山全体ではなく真ん中から上に塗れば十分です。塗った後は完全に硬化するまで待ってから遊びましょう。


視認性の向上

 ナチュラル(未塗装)の玉やプラスティックの玉は全体が同じ色のため穴の位置がわかりにくいという特徴があります。 

 その手のけん玉でスパイク系のトリックがやりにくく感じた時は穴の径に合わせたステッカーを貼ってみましょう。穴の位置がわかりやすくなり、トリックの成功率も向上します。

 ステッカーの素材は「カッティングシート」のような伸縮性のあるものが望ましいです(玉のカーブに密着させるため)