KARPEDIEM


ぼくのヨーヨー

「カルペディエム」は国産ヨーヨーブランド「ヨーヨースタジオリャマ」によって制作された僕のシグネチャーモデルです。

 

かつて多くのプレイヤーが大掛かりなモッズを施してまで使用していた「ホイールズ」をフルメタルヨーヨーとしてリファイン。古き良き形状を持つ国産クオリティのヨーヨーが完成しました。

 



ザ・クラシカル

カラーバリエーションはブラック、レッド、グリーンの三種類。グリーンは東北のキャラクター「ずん子」モデルとなっています。

 

形状はハイエッジのラウンドバタフライ。ホイールズよりもほんの少しだけワイドな幅にアレンジしてあります。ベアリングはサイズA、いわゆるダンカンサイズ。

 

セパレータを広く確保し、レスポンスを若干オフセットすることにより「すべりが悪い」と評されるサイズAでありながら極上のすべりを実現しています。

 

ベアリングには話題の「ドライ被膜処理」を施してあります。メーカー出荷時からドライ被膜が施されたヨーヨーはカルペディエムが最初…のはず。

 



メタル・ホイールズ

何も考えずに「サイズAラウンドバタフライ」という仕様でヨーヨーを作ると、ホイールズよりもその後継機種の「フリーハンド」に近い印象を持たれてしまう。それだけは避けたい。

 

カルペディエムはあくまで「ホイールズ」をリスペクトしたヨーヨーなのです。それを決定づけるためフリーハンドキャップとの互換性を廃し、ホイールズキャップとの互換性を持たせました。

 

さらに軸回りに特殊な加工を施すことで本体とパーツを加工することなく「新型モッドスペーサー」に対応しました。やるべきことは軸の交換とホイールズキャップの装着だけ。それだけで重量約94g、勇壮なドアノブ系ヨーヨーの完成です。

 

パーツ点数が増えても大きくブレることはありません。質の良いキャップとスペーサーを用いれば微ブレすら起こらない状態にすることも可能です。

 



カルペディエムの使命

様々なギミックが盛り込まれた新しくて古臭いヨーヨー、カルペディエム。そんなカルペディエムにはある使命が課せられていました。

 

その使命とは「ハイエッジヨーヨーに対する評価の正体を明らかにする」こと。

 

ハイエッジヨーヨーは使う人によって評価がきっぱり分かれやすいヨーヨーです。「すぐ傾く」「使いにくい」という人もいれば「全然傾かない」「使いやすい」という人もいる。なぜそんなことになってしまうのか。

 

多くのハイエッジヨーヨーが「少し古いヨーヨー」なのも厄介な要素です。ハイエッジのヨーヨーを使いやすい/使いにくいと評する理由が「エッジ」にあるのか「精度」や「回転力」「素材」など別の要因によるものなのかいまいち判断がつかない。

 

カルペディエムは高精度のフルメタルヨーヨーです。エッジ以外の部分を最先端の仕様にすることでエッジへの純粋な評価を可能にしたのです。

 

結果、カルペディエムも先輩ハイエッジ機種と同じような割合で高評価と低評価をいただきました。

 

実際に僕以外の人が使っているのを見ていても、スラスラとコンボをキメる人がいる一方でジャーブルすらできない人がいました。エッジが及ぼす影響をしっかりと実感できたのです。

 



「その日を摘め」

ダンカンへの愛情を形にする。ハイエッジの謎を明らかにする。ハイエッジファンが使っていて楽しいヨーヨーをつくる。

 

現代においては異質ともいえるこのヨーヨーはヨーヨースタジオリャマという素晴らしいブランドの手によって生まれ、その使命を果たしてくれたのです。

 

カルペディエムは僕にとってかけがえのない存在です。いつか壊れてしまうその日まで。ずっと一緒に遊び続けていきます。

 




- 余談 -

カルペディエムという名前は僕が大好きなアーティスト「Lotus Juice」さんの「Carpe diem」という曲名から頂きました。

構想中ずっと聞いていた曲のタイトルの意味を調べたら…この名前以外ありえないと思って。

http://www.lotusjuice.com/

Lotus Juice "CARPE DIEM" (iTunes)